研究室紹介

電気・電子通信コース

廣瀬 文彦 研究室

  • テーマ:界面制御による低コスト高効率太陽電池の研究
  • キーワード:シリコン,有機半導体,界面制御,ナノテクノロジー
  • 分野:電気電子工学
  • 専門:半導体デバイス、ナノテクノロジー

研究室URL

http://fhirose.yz.yamagata-u.ac.jp/

業績URL

http://yudb.kj.yamagata-u.ac.jp/html/753_ja.html

自己紹介

廣瀬 文彦

研究概要

内容

 近年、化石燃料の大量消費による地球温暖化の問題から、クリーンエネルギーである太陽電池の高性能化におおいに注目がそそがれています。様々な太陽電池がある中、当研究室では低コスト電池として期待される、低純度Siを原料とした多結晶Si電池と色素増感太陽電池の研究を進めています。
 当研究室の特徴は、多数の試作を繰り返す従来型の開発スタイルとは異なり、発電のキィーとなる機能性膜の界面を原子レベルで評価して、発電の阻害要因を明らかにすることで、独自の高効率プロセスを実現していることです。主な解析手段は、超高感度多重内部反射赤外吸収分光、V-IおよびC-V解析技術、有機半導体用移動度評価技術になります。現在、Si型電池では最大13%、色素増感太陽電池でも7%の変換効率を実証しています。
 本研究室では、太陽電池のみならず、半導体評価技術、製造装置技術、回路技術を学ぶことができます。卒業生の多くが、上記分野の主要企業で研究者・技術者として活躍しております。

図解

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