研究室紹介

電気・電子通信コース

高橋 豊 研究室

  • テーマ:固体中の電子スピンによる新しいエレクトロニクス素子研究
  • キーワード:電子輸送,電子スピン高速応答,高周波磁気特性
  • 分野:電気電子工学
  • 専門:磁性材料,半導体工学

研究室URL

http://takahashilab.yz.yamagata-u.ac.jp/

業績URL

http://yudb.kj.yamagata-u.ac.jp/html/213_ja.html

自己紹介

高橋 豊

研究概要

内容

情報化がキーワードとなっている現代社会において、半導体素子はハード面でその発展を支える主要な基礎的技術となっています。現在使われている半導体素子では電子の持つ「電荷」の移動・蓄積を使ってさまざまな機能を発揮しています。一方ハードディスクなどに使われている磁性材料では電子の「スピン」(角運動量)が主要な役割を果たしています。
 半導体と磁性体を融合することにより「電荷」と「スピン」の両者を効果的に使った素子が提案され、研究が進められています。電子スピンを使って半導体レーザの効率を大きく改善する可能性や、低消費電力で高速な不揮発性メモリの開発など将来の情報社会へ貢献する新たな方法として期待されています。
 当研究室では半導体と磁性体の融合を目指して、磁性金属薄膜‐半導体接合の基礎的物性評価、磁性状態の光学測定法の開発、数値計算/シミュレーションによる電子輸送の解析などの研究を進めています。

図解

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